私は、魔王を倒す(仕事を辞める)ため、勇者ポポッチとなった。
魔王を倒すには5000万パワーが必要だ。
2022年の2月から「つみたてNISA」と「iDeCo」を開始した。
そして、投資信託で20年後に増えるより、すぐお金が欲しい(配当金欲しい)という思いで、
日本の高配当株を同年の4月から買い始めた。
「日本の高配当株」買う基準
IR BANK
私は最初に、配当利回りが4%以上の銘柄を「高配当株おすすめ」とかで探し出した。
そして、YOUTUBEの「両学長 リベラルアーツ大学」で教えてもらった「IR BANK」というサイトで、企業の過去の業績を見る。
その業績で、買うかどうかを決めることにした。
リベ大で教えてくれたのが、この項目だ。
売上高 | 右肩上がり、増減が激しすぎないない |
EPS | 右肩上がり |
営業利益率 | 10%以上は優秀、5%以下はダメ |
自己資本比率 | 40%以上は〇、60%以上◎、80%以上◎◎ |
営業活動によるCF | 毎年黒字、長期的に増加傾向 |
現金等 | キャッシュが増えている |
1株当たりの配当金 | 減配や無配が無いか、増えているか |
配当性向 | 30~50%が健全 |
この項目を見て、買うか判断せよと、初心者ポポッチには思いもつかない方法を伝授してくれた。
「我を導きし者」のお言葉だ。
配当利回りが4%以上に加え、
全部の項目が良ければ◎、おしいやつは〇、まあまあなやつは△、全然だめだって思うやつは×をつけて、
×は買わない。◎と〇は買う、△は有名な企業なら買う、って感じで買う基準を作った。
最初に買った日本の高配当株
名前 | 株数 | |
1835 | 東鉄工業 | 4株 |
1911 | 住友林業 | 2株 |
1928 | 積水ハウス | 4株 |
2163 | アルトナー | 3株 |
2393 | 日本ケアサプライ | 2株 |
2914 | 日本たばこ産業 | 4株 |
3172 | ティーライフ | 4株 |
3407 | 旭化成 | 1株 |
3817 | SRAホールディングス | 3株 |
4502 | 武田薬品工業 | 1株 |
4627 | ナトコ | 3株 |
4641 | アルプス技研 | 2株 |
5108 | ブリヂストン | 1株 |
5334 | 日本特殊陶業 | 3株 |
6073 | アサンテ | 4株 |
7272 | ヤマハ発動機 | 1株 |
7551 | ウェッズ | 1株 |
7811 | 中本パックス | 5株 |
8096 | 兼松エレクトロニクス | 1株 |
8173 | 上新電機 | 1株 |
8316 | 三井住友ファイナンシャルグループ | 3株 |
8566 | リコーリース | 2株 |
8593 | 三菱HCキャピタル | 10株 |
8898 | センチュリー21・ジャパン | 5株 |
9384 | 内外トランス | 1株 |
9436 | 沖縄セルラー電話 | 1株 |
9513 | 電源開発 | 5株 |
9717 | ジャステック | 5株 |
9769 | 学究社 | 4株 |
合計 | 88株 |
最初の月に買った株だ。
15万円分くらいだ。
この頃は、配当利回りが4%以上のものが、わんさかあった。
今は株価が上がって利回りが3%台になっているのが多い。
後で知ったが、株価が変わると配当利回りが変わるのだ。
あれ?
この前4%以上やったのに、3%台になってるやん、なんで?と、悩んだものだ。
株価が上がると、配当利回りが下がることを知った。
本
株式投資を始めて少し経った頃、私はデカめの本屋へいった。
目当ての本はこれだ。
「本当の自由を手に入れる お金の大学」
リベ大から本がでているのだ。
YOUTUBEで無料で色々教えてもらっているから、せめて本を買ってお礼をしようと思ったのだ。
しかし、私はある本に釘付けになった。
ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた! オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資
なんて長いタイトル。
「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」
「別れましょう私から消えましょうあなたから」
このCDを見た時も「長げぇ」と思ったが、それよりもさらに長いタイトル。
しかし、なんて素敵なタイトルなのだろう。
まずは配当金月5万円を目標にしている私にとっては、もはや未知の領域月18.5万円。
私はあなたに会うために生まれてきました。
私はリベ大の本と、オートモード18.5万の本を手にレジへ向かった。
ツタヤの無人レジむず。
オートモードで月に18.5万円の本
私は家に帰り、オートモード18.5万の本を読んだ。
分散投資
分散投資をしろと、株のことを教えてくれるYOUTUBEでさんざん聞いていたので、私は色んな会社の株を買うことは決めていた。
最終的に、100社の株を1単元である100株ずつ買おうと思っていたのだ。
しかし、買ってきた本に、まず20銘柄を1株づつ買う。
そしてこの後、
「各銘柄への投資金額を均一に調整」と書いていたのだ。
え? 均一に調整? どういう意味?
さすが、師匠。
理解できない私の為に、具体的に書いてくれていた。
一番高い銘柄:1株6000円
一番安い銘柄:1株600円×10
どちらも6000円、
他の銘柄も同じように6000円になるように買う。
ほうほう。
分散って金額同じにするのか。
それは知らなんだ。
これだけでも、この本を買ってよかったと思った。
PER
オートモードの本に、株価収益率(PER)の説明が乗ってた。
「PER」の読み方がわからんので、私は「ペー」と読んでいた。
普通に、ピーイーアールでいいみたいだ。
Price Earnings Ratio(株価収益率)の略だ。
意味は分からん。
計算方法も書いてあったが、
2年半経った今も意味はわからん。
しかし、一般的に15倍程度が適正で、
15倍下回ると比較的適正な水準
10倍以下だと割安
20倍以上だと割高
と書いてあった。
意味は分からなかったが、自分が買おうと思っている銘柄をネットで検索し、15倍以下じゃないと買わないと決めた。
PBR
あと、PBRという言葉も知った。
これはどこで知ったのかは忘れたが、「Price Book-value Ratio(株価純資産倍率)」の略だ。
もちろん、意味は分からない。
PBRは、1倍が適正で、
1倍より高かったら割高
1倍より低かったら割安
ということらしい。
だいぶ後で知ったので、割高で買っている株が結構あった。
これを知ってからは、PBRが1.5倍以上だったら買わないと決めた。
配当利回り変更
私は、配当利回り4%以上しか買わないと決めていたのだが、
2年半の間に株価が上がり、軒並み4%を切ってしまい、買えなくなってきた。
例えば「三井住友FG」だと、最初に買った時の株価が4626円で配当利回り5.4%だったのだが、今は約9000円で3.66%位だ。
今58銘柄持っているのだが、最初は4%以上だったのに、4%以上のものがほとんどなくなってしまったのだ。
買わないと配当金入ってこないじゃん。
そこで、私は考えた。
時価総額が1兆円以上の会社は、配当利回り3%以上なら買っていい。
1000億円以上の会社は、3.5%以上なら買っていい。
1000億以下の会社は、4%以上なら買っていい。
と決めた。
ちなみに、時価総額が1兆円以上の会社は、だいたい聞いたことある会社だ。
私が買っている株の中で時価総額1兆円以上の会社は、
三井住友、三菱UFJ、三菱HCキャピタル、KDDI、NTT、住友林業、積水ハウス、大和ハウス工業、旭化成、ブリヂストン、エネオス、AGC、住友商事、三井物産、JT、ヤマハ電動機、いすゞ、武田薬品だ。
有名企業だ。
調べてみると、時価総額少ない会社もいっぱい持っていた。
59億の所とかもあった。
ちょっと心配になって来たりもしたが、59億もでスゴイよね?と思うようにした。
勇者ポポッチの日本の高配当株の買う基準はこんな感じで決まった。
ちなみに今年貰った配当金が、
特定口座:6万0392円
NISA:6896円
9/13時点での話だ。
去年1年で貰ったのが7万3859円なので、余裕で超えれそうだ。
最近この本を買った。
右のはオマケでついてた本だ。
高配当株を紹介してくれているのだ。
ここから、勇者ポポッチのパーティに入る企業を探し出すのだ。