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ポポッチ城

13:勇者ポポッチの新たなる拠点「電気とガス編」

 

私は勇者だ。

 

私は、魔王を倒す(仕事を辞める)ため、勇者ポポッチとなった。

2022年に株式投資を始めたのニャ。

 

 

投資するお金が無くなった私は、元々副業でやっていたゲームブログに加え、アパレルせどりを始めることにした。

貯金を株につっこんで、お金がなくなったから、新たに副業を始めたのニャ。

 

 

なんやかんやあって、新たな拠点である「ポポッチ城」で活動を始めることになったのだが、電気とガスの契約をまだしていない。

ポポッチはギリギリにならないと動かないタイプなのニャ。

 

 

契約

 

ネットで電気とガスの契約をした。

 

クレジットカードで支払いが可能だ♪

ポイントが付くから嬉しいのニャ。
家賃はクレカが使えなくて、ブーブー言ってたニャ。

 

 

電気は立ち会わなくてもいいが、ガスは立ち合いが必要だった。

 

ガスの立ち合いの時にエアコンが使えないのはつらいので、電気を1日早く予約した。

 

 

ガス立ち合い時間の少し前に「ポポッチ城」へ入った。

 

まずは、ブレーカーを上げた。

 

玄関、トイレ、お風呂、キッチンの電気が勝手に点いた。

 

そして、換気扇も3つ回り出した。

 

よし!電気はもう使えるな、と思いつつトイレとお風呂の電気と換気扇を切った。

 

ん?

どうしたニャ?

 

キッチンの「電気」と「換気扇」のスイッチが見当たらない。

 

3分ほど探すが、見当たらない。

 

そんなことあります?

 

焦った私は、管理会社へ電話しようと思った。

見落としているだけニャ。そんなことくらいで電話するなニャ。

 

しまった、まだ管理会社の電話番号をスマホに登録していない。

登録してなくて良かったニャ。くまなく探せニャ。

 

 

とりあえず、暑いのでエアコンを点けようと、エアコンのリモコンを手に取り、冷房スイッチを押した。

 

………。

 

エアコンが動かない。

 

リモコンを見ると、液晶画面に表示が出ない。

 

私はピンときた。

ポポッチは、家電のコールセンターで働いてるので家電に強いニャ。

 

リモコンの裏側の蓋を外す。

 

やっぱりな。私の思った通りだ。

 

電池が入ってない。

 

私は、目を閉じ深呼吸をする。

 

 

考えろ、どうすればいい?

 

電池を買いに行くか?

 

しかしガスの人がもうすぐ来るかもしれない。

 

13時~15時の間に来ることになっている。

 

15時に来るなら、エアコン無しで2時間待たないといけない。

熱中症になるニャ。

 

とりあえず窓を開けた。

 

ぬるい。

 

世界がぬるい。

 

 

エアコンを見上げる。

 

ん?

どうしたニャ?

 

 

あるじゃん。

何がニャ?

 

 

エアコン本体のスイッチ

本体にボタンあるじゃん。

ポポッチの働いてるメーカーのエアコンは、カバーを開けた中にボタンがあるから、諦めてたのニャ。

 

 

くそぉぉぉぉ!!!!

どうしたニャ?大人が地団太踏むなニャ。

 

 

届かねぇ!!!!

ポポッチの身長だと全然届かないニャ。

 

 

ジャンプしてみたが届かない。

ポポッチは元バスケ部なのにジャンプ力が無いのニャ。

 

 

こういう時に魔法が使えればいいのだが、私は勇者だ。

 

魔法使いなら良かったのに……。

 

私は勇者ポポッチだ!

 

物理的に何とかしないといけない。

 

 

私はリモコンを拾い、背伸びをして手を高く上げた。

 

ピピ。

 

届いた。

 

リモコンの角で、本体の「運転/停止ボタン」を押すことに成功した。

 

エアコンが動き出したのだ。

 

さすがリモコン、お前はエアコンを動かすために存在するのだ。

 

たとえ、電池が無かろうとエアコンを動かすという強い信念に私は感動した。

茶番はやめて、早くキッチンの換気扇と電気のボタン探せニャ。

 

 

私は窓を閉め、エアコンの吹き出し口から出る風を感じた。

 

冷風だ。

 

良かった。

 

前回、暖房で終わってたら、たぶん暖房が動き出す。

 

 

キッチンへ移動する。

 

あった。

 

スイッチあった。

 

残念だったな、ステルスの術を使ってたみたいだが、

 

勇者ポポッチの目は欺けんぞぉー!

キッチン換気扇

黒地に黒のボタンで気づかなかったのニャ。ポポッチは老眼も入ってるニャ。

 

 

ふぅ、これでゆっくりガスの人を待つことが出来る。

 

 

そうだ、玄関のチャイムが鳴るか確認しておかなければならない。

 

ドアを開け、ドアホンのボタンを押す。

 

鳴らない。

 

ピンポン鳴らない。

 

これではガスの人が来ても気づかない。

 

 

家の中のモニターは、どのボタンを押しても反応が無い。

 

まさか、こいつも…。

 

私は、モニターの裏のカバーを開けた。

無線式のドアホンなのニャ。

 

 

充電式の電池が入っていた。

 

こいつも電池入って無いのかと思ったが、入っていた。

 

充電できてないんか?

 

壁コンセントに充電器を差し、充電した。

 

少しして押してみたらモニターが光った。

 

日時を設定し、再度外のドアホンを押した。

 

ピンポーン。

 

ふふふ。

 

間に合った。

 

ガスの人が来るまでにドアホンの救助に成功した。

 

色々押してたら、私が映っていた。

 

そして、そのひとつ前におじさんが映っていた。

 

内装工事の業者の人だろう。

 

消しておこう。

 

おじさんのプライバシーを守るためだ。

 

勇者ポポッチは、おじさんのプライバシーも守るのだ。

 

 

5分ほどしてチャイムが鳴った。

 

ガスの人が来たのだ。

 

外で作業して、あとで中に入って来るという。

 

玄関で待っていたが、時間がかかるかもしれないので、部屋に戻った。

 

部屋が寒い。

 

めちゃくちゃ寒い。

 

氷の国だ。

ポポッチは、寒がりで暑がりという、ややこしい体質なのニャ。

 

エアコンの温度を上げたいが、リモコンが使えない。

 

とりあえず、ガスの人は暑いだろうから、部屋とキッチンをつなぐドアは開けておいて、キッチンにエアコンの風が来るようにした。

 

 

ガスの人が入って来た。

 

2回目は、ピンポン押さへんのなw

 

お湯を出す用の壁リモコンがあって、それの使い方を教えてくれた。

 

今は、お風呂が42度で、キッチンが37度設定になってるらしい。

 

時間の設定もしてくれた。

 

優しいおじさんだった。

 

 

ガスの人が帰った後、私は100均へ向かった。

 

エアコンの電池を買いに来たのだ。

 

単4が2個必要だ。

 

 

100均1

他にも、要りそうな物を買ってきた。

 

これは経費にできるのだろうか。

副業用の部屋で使う物だから、出来るかもしれないニャ。とりあえずレシート残しておくニャ。

 

 

のちに、この時のレシートを失くしてしまった。

失くしたんじゃなくて、いつものクセですぐ捨ててたニャ。レシート無かったら、きっと経費は無理ニャ。

 

 

エアコンのリモコンに電池を入れた。

 

設定温度が24度になっていた。

 

氷の国になるはずだ。

 

魔王の仕業か?

内装のおじさんの設定か、前住んでた人の設定だと思うニャ。

 

 

私は、リモコンを操作し、設定温度を上げた。

 

リモコンエアコン

なんと、0.5度単位で変更できるではないか!

 

これは、素晴らしい。

ポポッチは、28度だと寒くて、29度だと暑いのニャ。

 

 

私が使ってきた歴代のエアコンは1度単位しか変更できなかった。

 

大家さん、ありがとう。

 

電池入ってなかったけど、ありがとう。

 

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